1958-07-31 第29回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
腐敗率は、ちゃんとそういう温度ぐらいのものは、今の科学でそれぐらいのものができないなんて絶対ないと思うのだ、研究すれば。
腐敗率は、ちゃんとそういう温度ぐらいのものは、今の科学でそれぐらいのものができないなんて絶対ないと思うのだ、研究すれば。
われわれとしては、拂うのもよろしいけれども、どんなに暖かい所でも一二月の上旬には掘つてしまうのだから、仮貯蔵でも何でもしたものは、十一月、十二月一月、二月というふうに出荷計画を立てて、長く貯蔵すれば腐敗率も多くなるわけだから、順次等差をつけて貯蔵費を拂うことを、われわれは極力主張したのでありますけれども、当時は物価庁の方できかない、寒いときにいもを出す必要はないというので、きかないというのでありますから
仮貯蔵であろうが、普通貯蔵であろうが、腐敗率というものは、長く貯蔵すれば大きくなる。十二月に出せば一貫あたり五円、一月には八円、二月に出すものは十円、三月以降まで持つものは十二円とか十四円とか段階を設けてもよろしいが、何ゆえに一月、二月、三月の一番いものほしい時分に出せないか、こういうばかなことをする。
またかんしよの腐敗率が多くなると思います。そういう地帯に対してはどういう処置をとられるか、ひとつお話を願いたい。
それが織り込まれて、年を越せばだんだん腐敗率もいずれにせよ多くなるのだから、今言つたように具体的に言つてみれば、どうこの貯藏費を割当てるかは技術方面でやられたらいいのでありますけれども、一応かこつたものは、十二月に供出するものも、一月に供出するものも、二月に供出するものも貯藏費というものを加算しなければ、こういうことを農民が肯定し得るかという問題に私は重点を置いている。
一旦貯藏したものは、長く置けば腐敗率というものは上昇するであろう。これはわかつておる。越冬したものは腐敗率というものは多くなつて来る。だから貯藏費用というものも、しかも昨年の一等いもにほぼ匹敵するくらいの貯藏料を百七十円も出すのでありまする昨年は一等は百八十円余りで買つた。そういう高額な貯藏料を出すにかかわらず、三月以降でなければ貯藏料は出さない。
○渕委員 腐敗率のパーセンテージはまだお待ちになつておらぬということですが、私の観察と申しますか、縣内あたりの事情を調査しました結果によりましては、十二、三パーセントという結論が出ている。しかし食管のパーセンテージとは大体倍くらい差がある。食管の方で考えている。
○安孫子政府委員 生産者価格と消費者価格の価格差の問題は、もちろんただいまお話のございました腐敗率の問題も加味せられ、あるいは運賃のプールの関係も加味されておりまして、開きが出ております。腐敗率につきまして、間違つた数字を申し上げてもいかがかと思いますので、午後に具体的に檢討しまして、申し上げたいと思います。
その結果かんしよの腐敗率が非常に大きい。かんしよの腐敗率を掛けた結果、消費者価格と販売者価格との値段が高くなつている。私はこういうことを聞いているのでございますが、政府はかんしよの腐敗率を幾らにみておるか。
現在供出配給されているいもは、水分過多にして腐敗率高く、受配者の惡評をこうむり、配給辞退の声が大きくなつている。これは農家が多收穫品種のみに生産に重点を置き、食味多き優良品種には関心を持たなかつたためで、これが解決は一日もゆるがせにすることのできない社会問題であり、來年度かんしよ裁培期以前に次の対策を講ずる必要がある。 一、農家に対し、自家食用品種と同種類の優良品を生産、供出させること。